日本農産加工株式会社

生育レポート35:ほうれん草、菜の花

9月上旬から始まったほうれん草の播種も
早いものでもう終盤を迎えています。

11月には収穫を見込める圃場もありますが、
9月が曇天傾向で雨が多く、下旬に台風24号が上陸、
1週間後にまた台風25号が日本海を通過するなど、
天候には決して恵まれませんでした。

↓の画像は来月早々に収穫が見込める圃場です。




草丈は20cmまで伸び、色調も良く、病害虫の被害もありませんが、
良く見ると台風による暴風の影響で葉が傷ついた後も確認できます。


昨年に比べれば生育状況は良いのですが、
順調とは言えない状況です。

ほうれん草はベト病という大敵もありますが、
ほかの病害虫の発生も多く、播種時期に台風の影響を受けることもあり、
年々作りにくい作目になっています。
病害虫、台風以外に草も問題です。


↑の画像ですが、ほうれん草の株間にびっしりと
はえているのはハコベです。
春の七草の一つでもあるハコベですが、

根っこから引き抜かないとすぐに再生します。
収穫作業の効率を著しく低下させるやっかいな草です。

菜の花の播種も進んでいます。
↓の画像は9月4日に播種した圃場です。


多雨の影響で発芽不良が発生して、ところどころ抜けています。
発芽しなかった為、後から苗を定植し直しているものもあるので、
一部に異常に小さい株も見られます。



順調に生育が進めば年内から収穫が可能です。


 

大分気温も下がり、すっかり秋も深まってきました。
もう台風は勘弁です。
穏やかな天候が続いて、豊かな秋の実りを迎えらるよう
願ってやみません。


 

 

 

 

 


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