日本農産加工株式会社

生育レポート32:ほうれん草、菜の花

ほうれん草の第三回目レポートです。

約1ヶ月前のレポートで生育遅れをご報告しましたが、
現在も遅れている状況が続いています。

下の画像は9月上旬に播種した圃場です。
収穫まであと2週間程度といったところでしょうか。

青々としてきれいなほうれん草に見えます。
しかし、近くで見てみると、9月22日の台風21号の影響で
葉が擦れて穴が開いたり、先が枯れたりしたものが多く見られます。

すでに収穫が始まったほうれん草も上の画像と同様の状況で、
工場では選別作業に大変苦労しております。

下の画像は年明け収穫のほうれん草です。

播種は10月下旬で台風21号が来る前でしたが、
何とか発芽して少しずつ成長しております。

まだ本葉が3〜4枚程度ですが、もう少し大きくなってきたら
保温のための被覆資材をかけます。
厳しい寒さを乗り超えて、収穫できる大きさまで
成長してくれることを願うばかりです。

 

ほうれん草は厳しい状況ですが、
菜の花は回復しているようです。

台風21号の風雨の影響で葉がちぎれた無残な状態の
菜の花の画像を掲載しました。(前回レポート

下の画像はその圃場全体の画像です。

向かって左側の菜の花はもう伸びないと思われました。
ところが、この菜の花がこんなにも成長したのです。

菜の花の強さには驚かされました。
草丈は30cmほどまでに伸びて、大きいものは花芽が出ていました!

10月の天候不順の影響がまだまだ残っています。
ほうれん草の生育状況は厳しいですが、なんとか収穫を行い、
工場でも懸命に選別を行い脱水ほうれん草を製造しております。

これから晴れの日が続けば、ほうれん草の品質も徐々に良くなると思います。
また、年明け
収穫予定のほうれん草や菜の花の状況が良くなることを祈るばかりです。

 

 

 

 

 


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