日本農産加工株式会社

玉ねぎレポート13

台風による大雨で大きな被害を受けた北海道ですが、
9月9日にもオホーツクや十勝などの地域で80mm/日の雨が降り、
雨に悩まされ続けています。

玉ねぎほか、じゃがいもや人参、スイートコーン、てんさい等に、
水稲や麦といった穀物まで、多くの農業被害が発生しています。
北海道産庁の発表では、農業の被害面積は推計12,300ha。
(1ha=100平方メートル)

雨が続くと更に被害が広がる可能性があります。

玉ねぎの一大産地である北見市は、
常呂川が氾濫して圃場が流されたり、冠水するなど
大きな被害をうけた地域です。

下の画像は8日に撮影したものです。

このように収穫前の圃場がまだ沢山残っている状況です。
しかし、雨が降り続き圃場が乾く暇がないので、
収穫機が圃場に入れず、収穫作業が遅々として進みません。

また、このようにぬかるんだ状態が続くと、
せっかく収穫できるところまで生育した玉ねぎが

病気になったり、傷んだりしてきます。


下の画像は十勝の枝豆圃場です。

手前側が冠水してしまっています。
一帯にある圃場はどれも、畝間が水溜りになっていたり、
ひどいとこのように冠水していました。

被害を受けた面積は決して小さくありませんが、
北海道の広大な圃場には残っている面積もまだまだあります。
天候が回復し多くの作物の収穫作業が進むことを念じて止みません。

 

 

 


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