玉ねぎレポート12

今回の台風による大雨などの影響により、
被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
 

北海道産玉ねぎの状況は1週間程度で一変してしまいました。

前回の 玉ねぎレポート11 をアップした8月9日の時点では、
生育状況は順調に進んでいました。

しかし、立て続けに北海道に上陸した3つの台風による大雨の影響で、
状況ががらりと変わってしまいました。
17日に台風7号が上陸してから、21日に11号、23日に9号と、
1週間に3つもの台風が通過し、北海道の各地に大雨を降らせました。
ニュースでは氾濫した常呂川や石狩川の様子が流れていました。

被害の規模はまだ判明しませんが、玉ねぎに限らず、とうもろこしや
じゃがいも、かぼちゃといった作物に甚大な被害がでる見込みです。

22日に深川市内の玉ねぎ圃場を撮影したものです。

17日〜23日間の降水量は、地域によってかなり差があります。
深川市は他の地域に比べ雨量が少なく、22日は土壌が乾いていました。

深刻な被害はなかったものの、今後も曇天が続き、
週末以降はまた大雨の予報もあり、
安心できる状況ではありません。

また、圃場が流されたり、冠水してしまった生産者の方々の
無念を思うと言葉になりません。

北海道産玉ねぎはかなり厳しい結果となる見込みですが、
状況を随時レポートして参ります。