日本農産加工株式会社

生育レポート22:冬瓜(とうがん)

関東の梅雨明けも間もなくかと思われますが、
首都圏の水がめ利根川水系のダムには雨が降らず、
貯水量は過去最低水準と報道されています。

かたや、九州では300ミリ/日を超える大雨の予報で、
土砂災害などの警戒が呼びかけられる日もありました。

ここ数年、平年並みと言われるような天候が少なく、
昨年は12月末まで暖かい日が続きました。
40℃に迫る猛暑日やゲリラ豪雨、逆に厳しい寒波や積雪など、
農作物の生育にはあまり喜ばしくないことが多いように思われます。

そんな中ですが、昨年より商品化した冬瓜が、
順調に生育しています。


冬瓜の圃場です。
まだマルチが見えていますが、最盛期には圃場が
冬瓜で埋め尽くされるほどになるそうです。


これが冬瓜の花です。
ウリ科ですので、キュウリやカボチャの花に似ています。
カボチャど同様で地に這わせて栽培するので、
パッとみたらカボチャの圃場と勘違いしてしまいます。

 


こちらは収穫1号になるかという小さな冬瓜。
まだ約10cm、300グラム程度ですが、1週間で収穫を迎えるということです。
収穫時の目安はMサイズ=3kg程度ということですから、
1週間で10倍ほどの重さになるとは驚くべき早さです!


このように冬瓜の葉で埋め尽くされてしまった圃場で、

収穫期の冬瓜を1個ずつ探すのは大変な作業だと思います。

収穫のピークはお盆前になる予定です。
収穫された冬瓜は皮を剥いて、ワタと種を取って、
20mmのダイスカットにして、ブランチング・冷凍します。

昨年の在庫もありますので、スープや煮物の具材などに
夏の食材?冬瓜?をご検討下さい!!

 

 

 


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