日本農産加工株式会社

生育レポート09:ほうれん草、菜の花

先週は台風27号が日本に接近し、地域によっては避難指示などが出され、
静岡県や千葉県などでは大きな
被害が出ました。
今年は台風が多く、特に26号で甚大な被害が発生した伊豆大島の方々
は、
とても心配されたことと思います。

ほうれん草(茨城県産)も台風26号の暴風の影響から、葉がちぎれるなどの
被害を受け(↓ 参照)、生育に遅れが出てています。


ちぎれたり、穴が開いてしまった葉があり、生育も遅れているところに、
さらに台風27号が追い打ちをかけたら、全滅とはいかないまでも、
相当な減収になることは間違いない状況でした。
そして、更に28号も発生しており、途方に暮れる状況となりました。

ほうれん草は特に台風が怖い作物です。
9月の播種直後に台風がくると、大雨で播いた種が流されてしまったり、
発芽不良になったりして播き直しということもありました。
10月だと今回のように強風で葉が擦れて傷み、生育障害が発生し、
被害のひどい圃場では廃棄しなくてはならないこともありました。

しかし、台風27号が南へそれたため、大きな被害にはなりませんでした。
生育に遅れは出ていますが、9月10日以降に播種したほうれん草は
11月中旬から順次収穫できる見込みです。(↓ 画像参照)


こちら(↓)は年内収穫を目標にしている菜の花。

順調に伸びているように見えますが、やはり台風26号の影響で
葉が擦れて穴が開いてしまっているところもあります。(↓ 参照)

今年は発生した台風の数が28個と平年数(25.6個)を上回ったそうです。
台風18号は東日本・北日本を縦断し、各地に大雨を降らせ、

弊社ソテーオニオンの原料である北海道産玉ねぎにも大きな影響がでました。
台風26号は伊豆大島など東日本・北日本各地にに大きな被害をもたらし、
弊社のほうれん草にも被害がでました。

農業は自然災害を免れないものですが、本当に残酷な時も多々あります。
今は収穫間近な秋野菜が沢山あります。
これからは天候に恵まれて、実りの秋を喜びで迎えられればと思います。

 

 


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