日本農産加工株式会社

玉ねぎレポート06

8月から北海道産玉ねぎの収穫が始まりました。

残念ながら本年の北海道産玉ねぎは最後まで天候不順に悩まされました。
定植期は低温・降雨の影響により作業が長期化、生育に遅れが生じました。
球が肥大する7月は高温旱魃に見舞われ、球太りが停滞してしまいました。
収穫期に入ってから今さらの雨、雨。雨天が続き、局地的には豪雨にも
見舞われるという結果になってしまいました。

収穫作業も例年なら終盤に差しかかるころですが、
まだまだ玉ねぎが残っている圃場もかなりあります。

↓ の画像は9月19日に撮影しました。
真ん中辺に小さく見える粒粒が収穫待ちの玉ねぎです。
手前には台風18号の大雨でできた水溜りが見えます。

収穫した玉ねぎは専用の鉄コンテナ(↓ 画像)に入れられます。

この鉄コンテナは約1300kgの玉ねぎが入りますが、
反収(300坪=約1000? 当の収穫量)が、この鉄コンテナ3基〜4基(3.9〜5.2トン)
と平年より少なく、サイズもMが中心と小さいようです。

↑ 画像のように、圃場にまだまだ玉ねぎが残っている状態なので、
最終的な作況は分かりませんが、厳しいことは間違いありません。
平成22年、23年も北海道産玉ねぎは不作でしたが、
一年おいてまた不作に見舞われる事態となりました。
前回の不作も同様に天候不順によるものですが、
北海道の気候も段々と変化している、

つまり温暖化が進んでいるということなのでしょうか、、、。

 

 


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