日本農産加工株式会社

玉ねぎレポート05

昨年収穫された北海道産玉ねぎ、、、
低温貯蔵庫で保管されたものが間もなく終了し、
平成24年産の北海道産玉ねぎを使用したソテーオニオンの製造も終わりです。

今回は、半年以上もの間低温貯蔵された玉ねぎが、
弊社のソテーオニオン製品になるまでをご紹介します。

低温貯蔵庫ではこのような鉄コンテナで保管され、
そのまま工場へ入荷されます。

低温貯蔵されていましたので、玉ねぎが汗をかいて表面が濡れてきます。

最初は剥皮作業です。
このような加工用の玉ねぎは無選別ですので、
大きいものも小さいものも入っています。

さらに、天地をカットして、傷んだ部分などをトリミング、
根の部分をくり抜くなどしてきれいな剥き玉ねぎにします。

半年以上も経っているとは思えないきれいな玉ねぎです。
北海道産の玉ねぎは、全国の玉ねぎ収穫量の半分以上を占めるそうです。
長い期間供給するためには、貯蔵性が高くなければなりません。
北海道産玉ねぎは硬くて、強い辛み成分を持つことなどが、貯蔵性を高めているようです。
また、低温貯蔵の技術も大きく貢献しているのでしょう。

さて、次は弊社オリジナルの回転釜で炒めます。
(↓
投入直後

投入後20分ほど経つと次第にしんなりとしてきます。

さらに、投入後40〜50分ほど経過すると、カラメル状のコゲがついてきます。

さらに、さらに、2時間近く炒めると、弊社自慢のシェフオニオンになります。
1/4の重量になるまで炒めたソテーオニオン(25%)は、
糖度が30度以上にもなります!

凝縮された北海道産玉ねぎの旨味を、是非一度お試しください!
 

そして、北海道産の新玉ねぎの生育状況はと言いますと、、、

春先の低温が影響して、本年の玉ねぎの生育は2週間程度遅れています。
しかし、弊社のソテーオニオン製品は北海道産玉ねぎあってのものですので、
今後の天候が順調に推移し、玉ねぎが豊作になることを願ってやみません。

 

 

 


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