日本農産加工株式会社

試作品(ターサイ、かき菜、葉だいこん)

葉物の冷凍野菜といえば、ほうれん草が最も多く利用され、
ほかに小松菜やチンゲン菜などもポピュラーでしょうか。
今が旬の春野菜 菜の花などもありますね。

今回は、上記のような葉物野菜でお客様に「使ってみたい」と
思って頂ける新しいものはないかと考えて作った試作品について。

まずは中国野菜の「ターサイ」(↓)

濃緑色で放射線状に伸びる葉が特徴的です。
本場中国では炒めものに使われることが多いようですが、
お浸しや、汁物の具材としても美味しいです。
食味は、同じく中国野菜のチンゲン菜や小松菜というか、
あっさりしていてクセのない食べやすさが特徴です。


次は旬の春野菜「かき菜」(↓)

「菜の花」と何がちがうの?という方も多いと思います。
「かき菜」も「菜の花」も実は同じアブラナ科アブラナ属の
在来種アブラナやセイヨウアブラナで、同系統なのです。
栽培方法や収穫の仕方、見た目にも違いはありますが、
店頭に並んでいる形態をみると分かりやすいでしょうか。
紙で巻かれてきれいに束ねられた「菜の花」をイメージ
する方が多いのではないかと思います。
束の上部にびっしりと並んだ蕾が見事ですが、「菜の花」は
咲く直前の蕾を収穫したもので、蕾をメインとしたものです。
一方、「かき菜」はほうれん草や小松菜などと同様に袋に
入っており、もちろん蕾もあるのですが、茎や葉のほうが
目立つ感じです。
食味はどちらも独特ほろ苦さが特徴です。


最後は「葉だいこん」(↓)
大根の葉は、春の七草「すずしろ」でもあり、昔は広く食用されました。

大根の葉は独特に苦みがあり、好まれる方もいます。
以前は葉付き大根がよく店頭に並んでいましたが、
近頃は葉を短く切った大根ばかりが売られています。
大根の葉を切って販売する訳は、「葉が根の栄養を吸収
してしまう」とか、「大根の葉は黄色く変色するのが早くて
見栄えが悪くなるから」など、色々な話があります。
しかし、根本的に大根の主食部はその名の通り根であり、
葉を食用として栽培している訳ではない、ということが言えます。
逆に、この大根の葉を食用に栽培したのが葉だいこんです。
同様に独特の苦みをもち、葉先は柔らかくて茎はシャキシャキ、
でも大根の葉に特有の棘はなく、食べやすくなっています。

 

上記3品はまだ試作中ですが、他にも「こんな冷凍野菜を探している」
というお話がありましたら、是非とも弊社までお問い合わせ下さい。

 

 

 


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