日本農産加工株式会社

玉ねぎレポート04

北海道産玉ねぎの収穫がほぼ終了し、弊社のソテーオニオン製品の
原料玉ねぎも北海道産の新物に切り替わりました。

早生系では小玉だったり、「抱き玉」といって一見普通の玉ねぎなのですが、
切ってみると中で分球していたりするものが相当ありました。

しかし、早生系が終わり、中生系の品種になって品質がよくなりました。
工場で使用する原料玉ねぎは、ほとんど北海道内でしか流通しない、
加工用の玉ねぎで、玉ねぎレポート?でも掲載しましたが、
下の画像のように鉄製のコンテナに入って納品されます。

1台のコンテナに約1300kgの玉ねぎが入っています。

下の画像はコンテナをあけて、製造ラインに流していくところです。
中生系になって品質も良くなって、大きさ・外見ともに良さそうに見えます。

しかし、中には小さいものや腐ったもの、「抱き玉」も見られます。
下の画像は外皮を剥いて、根の部位をくり抜いたり、トリミングする工程です。

大きさは結構バラバラで、小さいものも多いです。
いびつな形のものもあります。


実際にコンテナに入っている玉ねぎのサイズを確認してみましょう。
下の画像は、玉ねぎのサイズを確認する為に、
ダンボールに穴をあけて作ったものです。
Lサイズは直径が7〜8cm、Mサイズは6〜7cm、それ以下はSサイズになります。

左手前はLサイズで、右手前がMサイズ、奥にSサイズになります。
Mサイズ(6〜7cm)というと、結構大きいように思えますが、
実際見てみると案外小さいものです。Sサイズとなると本当に小さいですが、
コンテナの中には結構入っています。

こうした原料玉ねぎを一つずつ皮むき、トリミングしていきます。

上段の画像のように奇麗に剥いた玉ねぎを、ダイスカットやスライスカット、
ペーストなど製品の規格によって選別して、その後の工程に進みます。

晩生系の玉ねぎも例年並みの作柄で、品質は良好とのこと。
良い原料玉ねぎが、良いソテーオニオン製品になります。
工場でしっかりと品質の管理・向上に努め、
美味しいソテーオニオンを製造して参ります。

 

 

 


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